Fotógrafo exibe fotos íntimas dos vizinhos sem autorização

REPÚBLICA BANANA PEOPLE

Fotógrafo exibe fotos íntimas dos vizinhos sem autorização
Fotografia © Arne Svenson/Julie Saul Gallery, New York

Um homem que fotografou secretamente os vizinhos, na privacidade das suas casas e sem o seu conhecimento, colocou as imagens à venda numa galeria de Nova Iorque. Os visados querem agora levá-lo tribunal.

Os inquilinos do luxuoso bloco de apartamentos de Manhattan, Greenwich Street, ficaram indignados após descobrirem que um vizinho de um prédio próximo os fotografava secretamente na intimidade das suas próprias casas e depois exibia e vendia as imagens. Segundo o jornal britânico ‘Daily Mail’, Arne Svenson, de 60 anos, admitiu que fotografava os vizinhos sem o seu conhecimento a partir da janela de sua casa mas afirma que não fez nada de errado. Embora para o fotógrafo tenha havido o cuidado de não revelar as caras das pessoas nas fotos, no entanto, as imagens mostram os vizinhos em atividades privadas como a fazer limpezas, a dormir, a ver televisão…

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Polícia Federal vai investigar boato sobre suspensão do Bolsa Família

Diálogos Políticos

O ministro da Justiça,José Eduardo Cardozo, determinou que a Polícia Federal abra inquérito para apurar a origem do boato sobre a suspensão doPrograma Bolsa Família. A informação é do Ministério do Desenvolvimento Social (MDS).

A informação falsa de que só seria possível sacar o benefício até ontem ,18, levou muitas pessoas às agências da Caixa Econômica Federal e dos Correios. A Presidência da República detectou a informação em estados como a Paraíba, o Amazonas, o Maranhão e o Rio de Janeiro. O boato se espalhou pelas redes sociais e há beneficiários perguntando se o Bolsa Família será suspenso ou cancelado.

A Caixa Econômica Federal e o MDS divulgaram notas negando qualquer mudança no calendário de pagamento e reafirmando a manutenção das regras do programa.

“O Ministério do Desenvolvimento Social informa que não há qualquer veracidade nos boatos relativos à suspensão ou interrupção dos pagamentos do Programa Bolsa…

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Constitucionalismo ecológico en América Latina

Leonardo Boff

Las constituciones modernas se fundan sobre el contrato social de cuño antropocéntrico. No incluyen el contrato natural que es el acuerdo y la reciprocidad que deben existir entre los seres humanos y la Tierra viva que nos da todo y a la que nosotros en retribución cuidamos y preservamos. En razón de eso sería natural reconocer que ella y los seres que la componen son portadores de derechos. Los contractualistas clásicos como Kant y Hobbes restringían, sin embargo, la ética y el derecho solo a las relaciones entre los humanos. Solamente se admitían obligaciones humanas para con los demás seres, especialmente los animales, en el sentido de no destruirlos o someterlos a sufrimientos y crueldades innecesarias.

No considerar que cada ser posee un valor intrínseco, independiente de su uso humano, uso racional, y que es portador del derecho de existir dentro del mismo hábitat común, el planeta Tierra, abrió el…

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Apalpado em revista íntima, funcionário do Carrefour é indenizado em R$ 10 mil

Diálogos Políticos

O Carrefour terá de indenizar em R$ 10 mil um de seus funcionários que eram apalpados, em frente a outros empregados, durante revista de rotina. Para a Justiça do Trabalho, a prática é considerada “inaceitável”, assim como colocar câmeras nos banheiros e vestiários.

De acordo com testemunhas, os funcionários da unidade – localizada no Estado de São Paulo – eram revistados ao fim do expediente. As bolsas e mochilas eram esvaziadas. Além disso, um fiscal ou uma fiscal, de acordo com o sexo do empregado, fazia uma revista por apalpamento, em frente aos demais empregados.

A decisão, tomada pelo Tribunal Regional do Trabalho da 2ª Região (TRT-2), do Estado de São Paulo, foi mantida na última terça-feira (14) pela 1ª Turma do Tribunal Superior do Trabalho (TST), que recusou a apelação do Carrefour. 

O relator da ação no TST, ministro Lelio Bentes Corrêa, argumentou que a prática da revista íntima com…

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Três novos suicídios registados em fábrica da Foxconn

REPÚBLICA BANANA PEOPLE

Três trabalhadores de uma fábrica da Foxconn na China suicidaram-se nas últimas três semanas, informou a agência oficial chinesa e uma organização de defesa dos trabalhadores chineses. Os três suicídios tiveram lugar em Zhengzhou, no centro da China, numa das fábricas do maior fabricante mundial de componentes de computadores, sedeado em Taiwan. O primeiro caso foi registado a 24 de abril com o suicídio de um trabalhador de 24 anos. Três dias depois, outra operária de 23 anos suicidou-se, atirando-se do sexto andar de um dos edifícios da fábrica, segundo a agência oficial Xinhua. O último caso foi registado esta semana, na terça-feira, com o sucídio de um homem com cerca de 30 anos, que saltou do quinto andar de um edifício da mesma fábrica.

“As razões destes suicídios não são claras, mas poderão estar relacionados com a proibição imposta aos trabalhadores de falarem enquanto trabalham, sendo ameaçados com despedimento…

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空飛ぶ会社たち

ガメ・オベールの日本語練習帳_大庭亀夫の休日ver.5

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「180度にはなりませんが178度くらいまでにはなります」というので笑ってしまった。

ニュージーランドから欧州まではどういうルートを通ってもだいたい24時間かかる。
現行の旅客機でもっとも長距離を一気に飛行するのはシンガポールからニューヨークまで20時間弱をとぶ燃料タンクを特別に増設したA380であるはずで、これから考えてわかるとおり、どうやって飛んでも1回どこかで乗り換えなければならない。

むかしはどうしていたかというと成田かシンガポールで乗り換えていた。
成田で乗り換えれば鎌倉ばーちゃんの家に寄っていく楽しみがあったし、シンガポール政府は「ストップオーバー観光事業」にむかしから熱心で、たしか11泊までだと思ったが欧州からシンガポールに寄って周辺国に乗り継いでいくひとに、街の主だったホテルと空港をむすぶただのシャトルを運行して、その上ホテルの料金を半額以下にしている。
この政府が補助金を出して行っている観光事業は大成功で、シンガポールのようにもともと日本のような国に較べれば観光資源に極端に乏しい国が観光大国になっていったのは、このシンガポール政府が推し進めた「ストップオーバー・プラン」のせいだと思う。
いつごろからやっているのか知らないが、わしが物心ついたころはもうやっていたから、90年代の初頭からは確実にやっていたことになる。

他にはエミレットでドバイ経由で往復する、というのも人気があって、エミレットはシンガポール航空と並んで飛行機が新しいので有名な上に自社のラウンジが豪華なので名前が売れている。
ビジネスクラス以上だとエミレットのクルマが家まで迎えに来てくれるので、時間を心配していらいらしながら空港タクシーを待たなくてもよい、という点でも人気がある。
欧州へは距離が遠いニュージーランドからドバイまでがビジネスクラスでドバイから欧州各国まではエコノミークラスという「混合クラス」のパッケージがあったりしてマーケティングが柔軟なのも、この会社の特徴であると思う。

他に香港経由のキャセイ航空や、台北経由の中華航空、韓国を経由する大韓航空というのもあるが、羽田から台北までの短い距離を乗った中華航空の他は自分でも乗ったことがないし友達にも乗ったことがある人がないのでわからない。
欧州系のエアバスの操縦系統が動きの軽いジョイスティックだった頃には「アジア系のパイロットは失敗したときにパニックに陥ってスティックをおおきく引いてしまうので危ない」とまことしやかに言われていた。
名古屋で着陸直前に墜落した旅客機の原因はそれだ、副操縦士がパニクってジョイスティックをおおきく引いたので失速したのだと言われていたが、失速墜落は事実でも、話の真贋は判らない。

台湾の中華航空も羽田から出て便利だと言うので子供の頃の日本滞在中に台北のコンピュータショーを観に行ったことがあったが、復路にやたらと英語が上手な日本人の商社社員のおじちゃんが隣に座っていて、「そろそろなんだよねえ」という。
「なにが『そろそろ』なんですか?」と聞くと
「この会社の飛行機は定期的に墜落するんだけど、だいたいまた落ちるころなんだよね」というので閉口したことがある。
なんだか、楽しそうな口調だったのは、いっちょう外国人のガキを脅かしてやれ、というつもりだったのだろう。
しかし、このおっちゃんは羽田でパスポートコントロールの列にならぶときに、
「おい、外国人はそっちの列じゃない」と言いながら、空港セキュリティのじいちゃんが、なにをおもったかわしの肩を突き飛ばしたのを見とがめて、子供に向かってなんてことをするんだ、おまえはそれでも人間か、第一、日本人として恥ずかしいとおもわないのか、と猛烈に抗議してくれた。
いまでも激昂して、制服の、多分元警官かなにかではなかろーか、妙に威張りくさった警備じーさんを大声で叱責していたおっちゃんのカッコイイ姿を思い出す。

航空会社はおもしろいもので、会社の性格もあるが「お国柄」というべきものがあらわれる。
わしはむかしから、どうやら欧州人や日本人に限らず当のアメリカ人自身にもたいそう評判が悪いらしいユナイテッドやデルタというようなアメリカの航空会社の、投げやりというか、「安い給料で、この仕事やってんだから、くだらないことをガタガタ言うんじゃねーよ」スタイルの、どういえばいいか、サンダル履きでやっている感じのアメリカの航空会社の乗務員が好きで、スーパーマーケットの店員というか、やってられんわこんなの、という内心の声がひしひしと聞こえる割には、親切で、海外線で酒ばかり飲んでいたらめんどくさがって、これ残ってるの全部だからみんなまとめて置いていくわ、と述べてウイスキーのミニチュアボトルを大量にくれたり、サンドイッチがファーストクラスの3分の1しかないなあー、エコノミーはわびしいのお、と思っていると、食べたあとでもお腹が空いているのが明然と顔に出ていたのか、ファーストクラスの余ったサンドイッチをもってきてくれたりして、いやしいわしとしては、主に大学生時代に集中したこの種の厚意を忘れるわけにはいかない。

ニュージーランド航空は飛行機に乗り込むといきなりそこはニュージーランドで、北島や南島の訛のニュージーランド英語が飛び交って、ニュージーランド人特有の「無茶苦茶元気」な感じが飛行機のなかに充満している。
ニュージーランド航空の座席は、フルフラットになるシートにはオットマンが付いているが、ひとりで乗っていると、忙しい仕事のあいまに、わし席にやってきてオットマンに腰掛けて、ジムはどこに行ってるんだとか、タマキドライブはジョギングするのに気持ちいいよね、とか、「友達ぽい」という表現がぴったりのリラックスしたサービスの態度で、大好きである。
福島事故があったりして、放射能が怖いのと、乗客がどんどん少なくなるにつれてボーイング777のようなフルフラットシートがある機種は他の中国線やなんかに配置替えになって、どこで飛ばしてたんだこんなの、と言いたくなるような古い767になって、シートもビジネスクラス(ニュージーランド航空はファーストクラスはない便がほとんど)でも、フルフラットシートはおろか、半分くらいしかリクライニングしない「ただのでかいエコノミーシート」で、食事も何もすべて格下げになった上に、聞くところによると、最近では到頭名古屋線と成田線、関西線と成田線が統合されて、名古屋からニュージーランドに向かおうと思っても直行便はなくなって成田までいったんいかなければならないし、成田から乗るといちど関西空港に連れて行かれると言う人もいた。
日本とニュージーランドのあいだは廃線寸前にも思えて、残念な感じがする。

わしは身体がでかいので、というか、縦に長いので、ビンボ学生の頃からいざ飛行機に乗り込むと、エコノミーの航空券でも空いていればビジネスクラスに替わらせてもらって、「ニセビジネス客」に化けおおせることが多かった。
そうでなければ非常口の横にある席で、この席は前がどおおおーんと空いているので、楽である。
いま書いていて思いだしたが、旧型のジャンボジェットは、この席の横にキッチンがあるつくりで、ワゴンをスチュワーデスばーちゃんが押し出した途端に飛行機が300メートル落下したとかで、どおおおーんと落ちて、食べ物のはいったワゴンがジャンプしてとびかかってきたことがあった。
わしは身体がでかい割にリスのように敏捷であるから両足をあげてワゴンを空中で撃退してことなきをえたが、ばーちゃんは、何を思っていたのかいまでも不明で、なんとなく不服そうな顔だった。
あるいはワカモノが自分の生命を犠牲にして食べ物のはいったワゴンを守るどころか、あろうことか、自分が怪我をしないために食べ物を足蹴にしたのが不満だったのかもしれません(^^;

冒頭の「180度にはなりませんが178度くらいまでにはなります」は、タイ航空のひとの自社のシートに対する説明で、欧州にもどるついでにバンコクに用事があるので、寄っていきたいが、そういう要件があるときにたいてい使うシンガポール航空の適当な便がシドニー経由しかなくて、すると、オークランド→シドニー→シンガポール→バンコク→シンガポール→ローマというチョーややこしい乗り換えになる上に、航空料金が高くてケチをもって南海になりひびくわしの神経に障る、シンガポール航空はファーストクラスとビジネスクラスを厳重に区別する航空会社のひとつで、いつも黙ってにこにこしてビジネスクラスに文句をいわずに乗ってくれているとは言っても、子供の時からチャーターで借り上げたジェット機かファーストクラスしか乗ったことがないモニさんに気の毒な感じがする上に、このあいだあったときのようにモニかーちゃんに「モニもあなたと結婚してからは世間のことに詳しくなったようだ」とこわいことを言われた直後でもあって、そうするとファーストクラスが存在しないオークランド・シドニー間以外はファーストクラスになるが、今回の旅行ではコモ湖で他のひとびとと合流するまでモニとわしと小さい人と小さい人の面倒を見てくれる人の最小編成の旅行だとは言っても、ぐわあああああああな出費で、調べてみるとタイ航空ならローマに着いてミラノから帰ってこられるうえにシンガポール航空に較べて全然安いので、タイ航空でくることにした。

タイ航空は前に2回乗ったことがあって、一度はたしか東京遠征中に成田からチェンマイに行き、もう一度はたしかシンガポールからのサイドトリップでプーケに行ったのだと思う。
予約するときにカレーが選べるのでマサマンカレーにしたら美味かった、というのがいつもいやしいわしの第一印象で、あと、タイの人の国民性で、「ものが頼みやすい」というか、こっちで「頼みたいなあ」と思った瞬間にはもう気配を察して横に立っているというお庭番のごとき鋭い察知能力で、こんなに女のひとびとが他人の気配を察するのに長けているとタイ人の男はみな、すべからくダメダメダメなのではあるまいか、そうゆえば年長の友人である古茶(@kochasaeng)の奥さんはタイの上流社会出身だったなああ、そーか、ふふふ、と余計なことを考えてしまう。

欠点は出発が遅れることだが、わしはなにしろおぼえているだけで4回飛行機がわしを置いていってしまうという航空会社の暴戻に遭遇しているので、30分や40分の遅れなどかえって好都合である。
第一、パキスタン人のHの帰省の話を聴いていたら、パキスタン航空などは「四日遅れる」と言って、たいした遅れじゃないけど、ちょっと遅れすぎるよなあ、と嘆いていたが30分程度遅れるくらいは誤差の範囲というべきか、どうでもいいことである。
他に欠点と言えばラウンジがボロイ(タイ航空の人ごめんなさい)ことと機内のワインの種類がとっても少ない、備え付けのヘッドフォンがノイズキャンセリングでない、というようなマイナーなことばかりで、再び言うとタイの人の国民性で、快適だったのを思い出してタイ航空でくることにした。

航空会社は競争が厳しいのでさまざまな工夫を凝らして、わしガキの頃に較べると飛躍的にサービスが向上した業界と思う。
ヴァージンなどは航空業界に、おおげさに言えば革命をもたらしたので、本人がブリストル405を好んで運転するブランソンのセンスを発揮して、というのは冗談だが、機体などは思い切り古い中古機体にして、その代わり、食事やサービスにたくさんカネをかけることにした。
わしが大好きな、LEDリーディングライトがあり座席がフルフラットになって眠るときには半個室のようになるチョー賢いデザインのニュージーランド航空のシートは、もともとはヴァージンがデザインしたものである。

ヴァージン航空のラウンジは本格的なレストランがついた常識を打ち破る体(てい)のラウンジで、カッチョイイ制服で決めたにーちゃんやねーちゃんがテーブルのあいだを敏捷に歩き回っておる。
メニューの載っているコースやアラカルトはどれも街のレストランの水準を上回っている。

なんだかずらずらと長くなってしまったのでこの辺で止すが、日本語で書いているのだから日本の航空会社について慌てて述べると、JALは不思議な会社で、わしガキの頃は日本以外の国で買うと、当時、大幅に領空を侵犯してロシアの戦闘機に撃墜された事件をまだみながおぼえていた頃の大韓航空と並んで最も料金が安いのに、日本で航空券を買うと最も料金が高かった。
悪い言い方をすると、いかにも自社のある国の国民から「ぼって」いる感じで嫌な感じがしたが、たとえばサービスが好きな会社を乗客に挙げてもらうと、日本人客は「最もサービスが良い会社」がJALで最悪がニュージーランド航空、逆にニュージーランド人はニュージーランド航空が最良でJALが最悪、好対照をなしていたのをおぼえてもいて、JALが好むと好まざるとに関わらず日本人乗客の特殊な嗜好にあわせたサービスを提供して日本人はそれに見合った代価を払っていた、ということに過ぎないのかも知れません。

JALは、ニュージーランド航空との共同運航便が多いので、それでも十回くらいは乗ったことがある。
ニュージーランドで航空券を買うと、同じ便でもJALティケットはたしか400ドル以上も安くて、同じ便なのだからとJALティケットを買うと同じ便でも、あんまり具体的に書くと悪いから書かないが、いかにも何もかにも杓子定規で融通が利かないので閉口した。

ANAは行きたい町が多いので世界一周航空券で買ったほうが安い年が何回かあって、航空会社のグループの関係で成田とロンドンのあいだを行き来するのに何回か乗ったことがあったと思う。
JALほどではないが、なんだかしゃっちょこばったロボットぽいサービスで、もうひとつJALと共通しているのはファーストクラスの乗客が「狂ったように」と言いたくなるほど威張り狂っているひとが多くて、なんだか近くで目にするのも感じが悪くて嫌になってしまった。

航空会社は国民性が出る、と言ったが、日本の航空会社の客と乗務員の関係は悪く言うと主人と下僕で、サービスする側も客も「同じ人間ですから」の社会と厳然として明瞭な階級のある社会にふたまたをかけて育ったわしとしては、日本の航空会社の飛行機の客室内は両方のタイプの社会の悪い所だけをとった小社会にも見えて居心地が悪かった。

真冬のオヘア空港で、泊まっていた空港ビルの上に乗っかっている形のヒルトンから夜中の空港をかーちゃんと妹と連れだって夜更けに散歩したことがある。
オヘアは言わずとしれたユナイテッド航空のハブだが、濃い青い月の光の下、雪のなかに蹲った見渡す限りの視界をびっしり埋める数のジェット機たちは生き物のようで、なんだか恐竜の島かなにかで眠りについた空飛ぶ怪物たちの秘密のねぐらに迷い込んだようだった。

ファーストクラスはチャーター小型ジェットの航続距離が伸び、料金が安くなったことによって市場が縮小したし、エコノミークラスは更に安い「格安ジェット航空」に市場を奪われて、こちらも縮小している。
記事の初めのほうに挙げたシンガポール航空のA380のニューヨーク・シンガポール間のノンストップ便は実はエコノミークラスが一席もない。
だんだん中途半端な一般航空会社のエコノミークラスは割があわなくなってきているからで、将来の見通しでは有名会社のエコノミークラスは消滅するのではないか、ということになっている。

もっともロンドンからパリまで、「話によく聞くライアン航空」で行ってみた上流階級・大金持ち英国人を絵に描いたような、モニとわしの友達カップルの抱腹絶倒の報告によると、「そもそも出発空港に行くタクシーで航空料金の半分くらいかかるんだよ」で始まって、後の壁のベニヤ板の継ぎ目から「よく見ると我が国の誇るmeadowの緑色の輝きが見えている」チェックインカウンタ、不便なのといろいろな有料サービスを足していくと結局は「大手のセール価格より高い」のとで「あんなの長くつづくわけがない」という実態で、エコノミークラスは(ビジネスクラスの乗客数が減る)不景気と共に生き延びるのだ、という意見もある。

飛行機を滑走路に着陸させるときに逆立ちさせかけたことのあるヘタッピパイロットのわしとしてはB747-400のようなチョーでかい飛行機を飛行機を「トン」と落とすことさえせずに、すうううっと着陸させるパイロットの腕前をみると、いつもすごいなああと単純に感動してしまう。

わしガキの頃、ちょうど1990年代の初頭くらいまでは滑走路にうまくランディングが決まると客室からいっせいに拍手が起きたものだったが、いまはもうそういうこともなくなった。
飛行機がどんなひとの日常においても生活の一部になった証拠で、世界がだんだん狭こしく均一で退屈になるわけだ、と飛行機に乗るたびに思いもする。
でも子供の頃から終始一貫変わらない、それがエコノミークラスのクソ小さいシートであるにしろ、チャータージェットの対面に向き合った座席であるにしろ、座席につく瞬間の、あのなんだか浮き浮きとして楽しい、ジェットエンジンなんかなくてもどかに飛んでいってしまえそうな愉快な気持ちは、やっぱし人間が発明した最もヘンな機械、「空飛ぶバス」だけが感じさせるものであるのかも知れません。

(画像はタイ航空の朝ご飯。プチトマトをそのまま炒めるのは意表を衝いていて、しかも美味かった。
タイのホテルもそーだが、タイのひとはなぜか洋式朝食を作るのがうまい。なぜだろう?)

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